ストラテジーとは何か? 0からのビジネス勉強
今回はビジネスストラテジーの初歩として授業のタイトルの通り「戦略=ストラテジー」の基本的な意味についてお話しします。
また、今後の説明に使われる際の定義としてまとめておきます。
「戦略=ストラテジー」とは何か?
Michael Porter "Creates a unique and valuable sustainable advantage"
「ポーターの5つの力(Poter's 5 Forces)」で有名なマイケル・ポーター氏の定義とするとユニークで持続的で価値のある強みを作ることをこれからの
「戦略=ストラテジー」の定義とします。
「戦略」が持つ4つの基本的な要素
- Long-term And Consistent Goals (長期的で一貫性のある目標)
- Profound Undertanding of The Competitive Environment (競争環境の深い理解)
- Objective Assesment of Resources And Cappability(資源や能力の客観的評価)
- Effective Execution to Reach The Goals(効果的な施策の実行)
どの分野における戦略でも成功するには必ず共通する要素としてあります。
2つの「ストラテジー」
戦略は大きく分けて2つレベルの「戦略=ストラテジー」存在し、それらの違いについてしっかり区別させておくために定義しておきます。
- Corporate Strategy
コーポレートストラテジーは会社がどの産業に、どのマーケットでこれから勝負・競争するのかを決断する戦略です。
2. Business Strategy
ビジネスストラテジーはコーポレートストラテジーで決めた分野でどのように競争するかという戦略です。
別の切り口:3つのストラテジー
今度はストラテジーを立てられたタイミングで分けます。
1. Intended Strategy
最も一般的な戦略のことで、最初にリーダーが計画した戦略のことです。
2. Emergent Strategy
「創発的戦略」と日本語に訳します。これだと難しく感じますが意味はとても単純で突発的な問題が起きたときに立てた軌道修正や、最初に立てた予定が何らかの龍で変更されたときに立てる戦略です。主に現場レベルでの判断で立てられる戦略というのが大きな違いです。
3. Realized Strategy
結果として後から見てどのような戦略を行った結果なのか上記2つを組み合わせた戦略です。